2011-01-01から1年間の記事一覧
<視点感情>とは、ある立場に居ることで生まれる感情を、<対立感情>は対立ありきで生まれる感情をそれぞれ意味しています。<主観>と<客観>の関係に近いと思います。 <視点感情>は、自己完結した世界になります。詩、音楽、映画、お笑いなど共感を呼…
2ちゃんねるでは、「氏ね」などの過激表現が並んでいます。日常ではとても言えないような過激コメントが言えるのはなぜでしょうか。 <顔文字>の必要性を説明しましたが、<場>を決定するのが表情です。その表情を覆面して隠しているので、表情に比例しな…
Dylan 批判の「風に吹かれて」/「中国で反戦歌自粛」に異例の反論という記事がありました。検閲があったかどうかなどの事実はさておき、ボブディランの「風に吹かれて」が反戦ソングであることが私には全く分かりません。 「風に吹かれて」が人気のあ…
「ツイッター」利用のミュージシャン、キャリア短くなる可能性=英調査 スターへの接触が簡単になったことにより、スターの魅力が薄れ、ファンに飽きられる可能性が高まったと分析しています。価値が希少性と強く相関するということなのでしょうか。それとも…
こちらも「気付け」または「気付き」与えるネット特有の表現です。自らの予想コメントとしても使います。ツッコミ表現ではない謙譲?表現です。 リアルな対面会話でよく使われる「みたいな」のあいづち的な尻切れの語尾は、ネットではあまり使われない。 も…
相手に「気付け」または「気付き」を与えたいときに見られるネット特有の表現です。ある種のの謙譲語かもしれませんね(笑) 何か質問していたりする人に対して、「〇〇したらいいかと思われ」みたいな表現だった思いますが、最近は死滅した言葉のような気が…
「言葉にできない」という小田和正(オフコース)さんの名曲に乗せて、写真が語るメッセージを並べる生命保険のCMがありますが、これも【言付け】でしょうか。 『ことづけ』は、“託け”であり、「事付け」も含みます。「信」という漢字が、文字以外の情報に…
【言づけ:言付け】と【言づて:言伝】の違いの回と『言う』と『云う』の意味の違いの回で、【言付け】は、“話し言葉”でもない、“書き言葉”でもない、新しいメディア表現であると定義づけました。 そして、“託”には3つの読み方があり、“口実”扱いまでされる…
【言付け】は、場に言葉を置き去りにするようなコミュニケーションです。その意味でオブジェクト指向の言葉遣いだといえます。
『ことづける』『かこつける』『かずける』という“託”の三つの読み方から、モノ(コト)ありきのオブジェクトを押し付けるイメージが集約されているように思います。 “託”の意味するものが、オブジェクトありきの被役的な表現というわけです。【言付け】は、…
『ことづける(託ける)』と『かこつける(託ける)』の意味の違いについて説明しましたが、“託”には、『かずける、かづける(託ける)』というもうひとつの大和言葉の読みが当てられていました。 『かずける、かづける』の「かずく〔かづく〕」に【託く】と…
言葉を何かに託して思いを表現する【言付け】文化は、言霊信仰につながります。 人力検索はてな による『言霊』とは?を参考にしていただきたいのですが、『言霊』は思考や行動を統制する観念を支配するものだと私は思います。 例えば、良い言葉を口にし、悪…
【言付け】は、漢字で“託”に置き換えられ、媒体を仲介して「たくす(託す)」意味になります。“託”は『ことづける(託ける)』と『かこつける(託ける)』の表現で使われますが、両者には意味に違いがあります。 『ことづける(託ける)』:「たくす(託す)…
「お言付け(おことづけ)」は、【御言付け/御託け】とも書き、「言付け(託)」に「御」をつけた尊敬語または丁寧語扱いになります。「お言伝て(おことづて)」は、「言伝」に「お」をつけた尊敬語または丁寧語扱いになります。 「〜とお言付けください」…
「言い付け」と「言い伝え」の違いで、“口信”(“message”)という訳語に触れましたが、ここで扱うマルチメディアの【言付け】において、“〇信”という訳語が当てられないか考えてみました。 まず、「電信(telegraph)」は、文字・図・写真などを電気信号に変…
「申し付け」と「申し伝え」の違いは、「言い付け」と「言い伝え」の違いに相関した敬語表現になります。『申す』は一般に謙譲語とされていますが、高貴ではない人間の意思表示に過ぎないと思います。主語に囚われた使い分けの発想であり、欧米の主語ありき…
定義づけした【言づけ:言付け】と【言づて:言伝】の違いに類似した言葉として、‘言’を「こと」ではなく「いい」と大和言葉で読む「いいつけ(言い付け)」と「いいつたえ(言い伝え)」の違いについて説明します。 【言い付け】《いい‐つけ〔いひ‐〕》 1…
ここで問題にしてるのは、<前置き表現>としての『〜的に』であって、「個人的には〜」、「自分的には〜」、「基本的に(〜な人だから・・・)」などを指します。 自分の立場を語って話題を遮る「基本的に〜な(人だから)」の用法については、〝訳に立たな…
【言付け】と【言伝】の定義に関わる、『言う』と『云う』の違いについて考えていきます。「いう」は、『言う』『云う』「謂う」の3つがあります。 参考:『言う』と『云う』の違いについて『言う』:思考や行為を文句にして表現する。独自の論旨を表現する…
≪顔文字≫の表情機能を、言葉の語尾に付けて、文字形式のまま表現するのが『語尾託字』と称します。「www」などのように、表情の増幅を語尾に託す字という意味で名付けました。 <場>を造る【言付け】コミュニケーションでは、「表情」を補う[スタンス]…
≪顔文字≫は、デフォルメ言葉の≪絵文字≫とは違って、<場の表情>を決定します。こうした<場の表情>において、≪顔文字≫以外の表現があります。『文頭託辞』と『文末託辞』です。それぞれ文頭と文末に現れ、括弧文字だけではく、そのままの文字言葉なども使…
発信と受信の間に人やメディアなどが介在する、【言づけ(付)】と【言づて(伝)】のコミュニケーションの違いについて再考します。 最初に定義した【言づけ:言付け】と【言づて:言伝】の違いにおいて、<表現メディア>と<伝達メディア>に分けましたが…
顔の見えない【言付け】コミュニケーションは、表情が見えるリアルなコミュニケーションで補うのが、意思疎通を上手く図る最適な方法です。しかし時によっては、顔の見えない【言付け】コミュニケーションで伝えたい場合もあるかと思います。 例えば、一方的…
顔の見えない【言付け】コミュニケーションによる意思疎通不足は、会話などの「表情」が見える【リアル】コミュニケーションで補うのが肝要な交信方法です。 では、【リアル】コミュニケーションが難しい場合は、何で補うか? それが、≪顔文字≫です。 ≪顔文…
顔が見える【リアル】なコミュニケーションにおいては、<肯定的表現>と<否定的表現>のどちらか一方が特段に誤解を招きやすいことはないだろう。なぜなら、誤解を招くのはいつも[表情]にもとづくものであるからだ。 <肯定的表現>である[表情]の代表…
【言づけ】の新たな意味を掲げて論じてきましたが、【言づ(付)け】コミュニケーションを考えていく方向性について整理したいと思います。 まず、「コミュニケーション」についてですが、「コミュニティ」を形成するものであり、共有することを意味します。…
顔が見えない【言づけ】コミュニケーションにおいて、意思疎通が上手くいかない理由は、①相手の[存在・表情]が見えないこと②自分の[存在・表情]を見せれないこと(しぐさや声などを含む)の2点だと思います。 ①について、相手の[存在・表情]が見える…
《詩の全文》思いは見えないけれど思いやりは誰にでも見える。宮澤 章二 - iPadライフ 『見える気持ちに。』 「こころ」はだれにも見えないけれど 「こころづかい」は見える 「思い」は見えないけれど 「思いやり」はだれにでも見える <宮澤章二【行為の意…
ホンマでっか!?TVで紹介:メールの内容が正しく伝わる確率は5割 - ネットニュースのブログ ↓ 元ネタ? 研究結果「メールの意図が正しく伝わる確率は5割」 2006年2月16日 受信者:正しく伝わる率→50% 送信者:正しく伝わると思う率→90% この研究結果内容は良…