【行為の意味】by宮澤 章二 に因んで【書込の意味】

《詩の全文》思いは見えないけれど思いやりは誰にでも見える。宮澤 章二 - iPadライフ


『見える気持ちに。』

 「こころ」はだれにも見えないけれど

 「こころづかい」は見える

 「思い」は見えないけれど

 「思いやり」はだれにでも見える

     <宮澤章二【行為の意味】より>


ネットなどへの【書込の意味】でも閲覧者にとっては、

「作者のこころ」は誰にも見えないけれど、「作者のこころづかい」は見える
「作者の思い」は見えないけれど、「作者の思いやり」は見える

に同じであり、【書込】をしないことには周りの[存在]が見えない。『見える気持ちに。』は、恥ずかしがらずに気持ちを見せようというものですが、美しい気持ちに限らず、<つかう>と<やる>を為さなければ、心や人の[存在]を示せないことも説いている。


 「つかう」と「つたう」の違いの記事で確認したように、「つかわす(使・遣)」の<つかう>と<やる>は、【言づけ】につながる意味を持っています。


 【行為】や【書込】は、[存在]を示すための<つかう>または<やる>によって、はじめて心が他人に向かって表現され、相手に[存在]が認められる。

 【言づけ】コミュニケーションは[存在]を示すためのものであり、[存在]ありきではないコミュニケーションを考えるのに必要な視点だと思います。