2011-04-01から1ヶ月間の記事一覧

『口信』、『口付』、『口伝』

「www」という『語尾託字』をつける【言付け】コミュニケーション

≪顔文字≫の表情機能を、言葉の語尾に付けて、文字形式のまま表現するのが『語尾託字』と称します。「www」などのように、表情の増幅を語尾に託す字という意味で名付けました。 <場>を造る【言付け】コミュニケーションでは、「表情」を補う[スタンス]…

表情を文字形式のままで会話する『文頭託辞』と『文末託辞』

≪顔文字≫は、デフォルメ言葉の≪絵文字≫とは違って、<場の表情>を決定します。こうした<場の表情>において、≪顔文字≫以外の表現があります。『文頭託辞』と『文末託辞』です。それぞれ文頭と文末に現れ、括弧文字だけではく、そのままの文字言葉なども使…

<場>がある【言付け】コミュニケーション

発信と受信の間に人やメディアなどが介在する、【言づけ(付)】と【言づて(伝)】のコミュニケーションの違いについて再考します。 最初に定義した【言づけ:言付け】と【言づて:言伝】の違いにおいて、<表現メディア>と<伝達メディア>に分けましたが…

【言付け】で表現しやすい場合

顔の見えない【言付け】コミュニケーションは、表情が見えるリアルなコミュニケーションで補うのが、意思疎通を上手く図る最適な方法です。しかし時によっては、顔の見えない【言付け】コミュニケーションで伝えたい場合もあるかと思います。 例えば、一方的…

【言付け】コミュニケーションに必要な≪顔文字≫

顔の見えない【言付け】コミュニケーションによる意思疎通不足は、会話などの「表情」が見える【リアル】コミュニケーションで補うのが肝要な交信方法です。 では、【リアル】コミュニケーションが難しい場合は、何で補うか? それが、≪顔文字≫です。 ≪顔文…

【言付け】において、否定的表現は誤解が大きく残りやすい

顔が見える【リアル】なコミュニケーションにおいては、<肯定的表現>と<否定的表現>のどちらか一方が特段に誤解を招きやすいことはないだろう。なぜなら、誤解を招くのはいつも[表情]にもとづくものであるからだ。 <肯定的表現>である[表情]の代表…

すれ違いが必然の【言付け】コミュニケーションにこだわる意味

【言づけ】の新たな意味を掲げて論じてきましたが、【言づ(付)け】コミュニケーションを考えていく方向性について整理したいと思います。 まず、「コミュニケーション」についてですが、「コミュニティ」を形成するものであり、共有することを意味します。…

<主観>を調整するのが難しい【言づけ】コミュニケーション

顔が見えない【言づけ】コミュニケーションにおいて、意思疎通が上手くいかない理由は、①相手の[存在・表情]が見えないこと②自分の[存在・表情]を見せれないこと(しぐさや声などを含む)の2点だと思います。 ①について、相手の[存在・表情]が見える…

【行為の意味】by宮澤 章二 に因んで【書込の意味】

《詩の全文》思いは見えないけれど思いやりは誰にでも見える。宮澤 章二 - iPadライフ 『見える気持ちに。』 「こころ」はだれにも見えないけれど 「こころづかい」は見える 「思い」は見えないけれど 「思いやり」はだれにでも見える <宮澤章二【行為の意…

「メールの意図が正しく伝わる確率は5割」 

ホンマでっか!?TVで紹介:メールの内容が正しく伝わる確率は5割 - ネットニュースのブログ ↓ 元ネタ? 研究結果「メールの意図が正しく伝わる確率は5割」 2006年2月16日 受信者:正しく伝わる率→50% 送信者:正しく伝わると思う率→90% この研究結果内容は良…

【言づけ:言付け】と【言づて:言伝】の違い

伝言/ことづて/ことづけ/メッセージを同じ意味で扱っている知見がありますが、【言づけ:言付け】と【言づて:言伝】の意味が共通するのは、間に介在する媒体が‘切り取られたメッセージ’の場合に限ります。 <例文> 「ことづて(言伝)をお願いします。…

【言づけ】の新たな意味について

【言づけ】とは、「言付け」、「託け」とも書きます。「託す」に言い換えられる表現の【言づけ】は、間にいる介在する人に、取次や贈物や代行などの‘頼みごと’をするものなのです。 「思いを託して人に頼む」という意味の【言づけ】ですが、ネットによるコミ…

「つかう」と「つたう」の違い

【言づけ:言付け】と【言づて:言伝】の違いに関係しそうなので取り上げます。 <つかう> つか・う【使う/遣う】 [動ワ五(ハ四)] 1 人に何かの働きをさせる。人を雇ったり、言い付けて用をさせたりする。 つか◦う【付かふ/着かふ】 [連語]《動詞…