<主観>を調整するのが難しい【言づけ】コミュニケーション

 顔が見えない【言づけ】コミュニケーションにおいて、意思疎通が上手くいかない理由は、

①相手の[存在・表情]が見えないこと

②自分の[存在・表情]を見せれないこと(しぐさや声などを含む)

の2点だと思います。


 ①について、相手の[存在・表情]が見える場合では、コミュニケーションする前提の関係性が明確になっており、相手と交わす内容が限定されている<客観>的な環境にあります。もしくは、お互いの[存在・表情]を見ながら、<主観>を‘共有’して調整できる環境にあります。

 逆に、相手の[存在・表情]が見えない場合では、<客観>的にできない、または<主観>を‘共有’できない、相手と交わす内容が限定できない環境にあります。相手は、次々と[存在・表情]をうつり変えているのに、自分は常に一定にあるので、相手の[存在・表情]を無視した一方的な会話になりかねません。この[存在・表情]を無視したパターン例を収集して行こうと思っています。


 ②については、あえて[表情]とは違う「発言」をする場合がメインになり、パターン化できる例が少ないので難しいかな、と思っています。


 <主観>を調整するにが難しい【言づけ】コミュニケーションとして、相手の[存在・表情]を無視しがちなパターンについて取り扱っていこうと思います。