表現

文字の表示内容を強調する《倍角文字》

顔文字などの表情を示す《顔文字》は、発言者の‘意思’や‘行為’の[スタンス]を補助する表現である。 一方、‘注目する主題’や‘判別する目的’などの話題対象は、と《倍角文字》などで[テーマ]を強調する表現として使われる。 《倍角文字》は、文字の並びで強調…

語尾キャラだけでなく、『語尾託字』も「ジャパノイド」?

「ジャパノイド」は、ジャパニメーションに見られるキャラクター像です。かつては、映画などに見られる日本人のステレオタイプでしたが、日本的な世界観の下に擬人化されたものも含んでいます。 キャラクター付けのひとつが語尾なのですが、この語尾キャラを…

「信託」という言葉はあっても「伝託」という言葉はない

『言う』と『云う』、そして「謂う」の違いで、『言う』は、自分の言葉であり、『云う』は、周りの言葉と説明しましたが、人偏を付けた【信】と【伝】の違いについて考えます。 【信】は、自分の言葉なので、特定の相手を対象に「託す」ことができるので、「…

尻切れ言葉 『ような・・・』

こちらも「気付け」または「気付き」与えるネット特有の表現です。自らの予想コメントとしても使います。ツッコミ表現ではない謙譲?表現です。 リアルな対面会話でよく使われる「みたいな」のあいづち的な尻切れの語尾は、ネットではあまり使われない。 も…

尻切れ言葉 『思われ・・・』

相手に「気付け」または「気付き」を与えたいときに見られるネット特有の表現です。ある種のの謙譲語かもしれませんね(笑) 何か質問していたりする人に対して、「〇〇したらいいかと思われ」みたいな表現だった思いますが、最近は死滅した言葉のような気が…

「言葉にできない」無言の【言付け】

「言葉にできない」という小田和正(オフコース)さんの名曲に乗せて、写真が語るメッセージを並べる生命保険のCMがありますが、これも【言付け】でしょうか。 『ことづけ』は、“託け”であり、「事付け」も含みます。「信」という漢字が、文字以外の情報に…

自分を他人事のように扱う<前置き表現>としての『〜的に』

ここで問題にしてるのは、<前置き表現>としての『〜的に』であって、「個人的には〜」、「自分的には〜」、「基本的に(〜な人だから・・・)」などを指します。 自分の立場を語って話題を遮る「基本的に〜な(人だから)」の用法については、〝訳に立たな…

『口信』、『口付』、『口伝』

「www」という『語尾託字』をつける【言付け】コミュニケーション

≪顔文字≫の表情機能を、言葉の語尾に付けて、文字形式のまま表現するのが『語尾託字』と称します。「www」などのように、表情の増幅を語尾に託す字という意味で名付けました。 <場>を造る【言付け】コミュニケーションでは、「表情」を補う[スタンス]…

表情を文字形式のままで会話する『文頭託辞』と『文末託辞』

≪顔文字≫は、デフォルメ言葉の≪絵文字≫とは違って、<場の表情>を決定します。こうした<場の表情>において、≪顔文字≫以外の表現があります。『文頭託辞』と『文末託辞』です。それぞれ文頭と文末に現れ、括弧文字だけではく、そのままの文字言葉なども使…

【言付け】コミュニケーションに必要な≪顔文字≫

顔の見えない【言付け】コミュニケーションによる意思疎通不足は、会話などの「表情」が見える【リアル】コミュニケーションで補うのが肝要な交信方法です。 では、【リアル】コミュニケーションが難しい場合は、何で補うか? それが、≪顔文字≫です。 ≪顔文…